東京
(ビジネスワイヤ) — PHCホールディングス株式会社(本社:東京都港区、以下「PHCHD」)は、このたび、世界をリードする科学サービス企業であるサーモフィッシャーサイエンティフィック (NYSE: TMO)(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、以下「サーモフィッシャー」)と、同社傘下の解剖病理事業を約11億4千万USドルで買収することに合意しましたので、お知らせいたします。
サーモフィッシャーの解剖病理事業は、顕微鏡のスライドガラスや各種機器、消耗品などを供給する業界のリーダーの一つであり、サーモフィッシャーのスペシャルティ ダイアグノスティックス セグメントの一部として米国、欧州、中国を拠点に、約1,200名の従業員を擁して事業を行っています。
PHCHDは、糖尿病ケア、診断、ライフサイエンス、ヘルスケアIT事業において、付加価値の高い製品・サービスを提供するグローバルヘルスケア企業です。今回のサーモフィッシャーからの同事業買収を通じて、事業ポートフォリオの多様化を図り、更なる成長を目指します。
PHCHDのCEOである小谷 秀仁は次のようにコメントしています。
「この度のサーモフィッシャーとの合意を大変嬉しく思います。同社の解剖病理事業は、グローバルの病院チャネル、特に北米において強い顧客基盤を持ち、安定的な成長を継続しています。堅調かつ今後の高い成長機会を見込める同事業は、成長を続ける当社の診断およびヘルスケアのポートフォリオの一部としてステークホルダーに新たな価値を提供するものと確信しています。」
なお、本買収は、現時点では、通例のクロージング条件が満たされること、および関係当局からの承認が得られることを前提条件として、2019年第2四半期末までに完了する見込みです。
<PHCホールディングス株式会社について>
PHCホールディングス株式会社は、2014年に設立され、傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス株式会社などを持つグローバルヘルスケア企業です。健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とし、糖尿病ケア、診断、ライフサイエンス、ヘルスケアIT事業において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2017年度のグループ連結売上高は1,926億円、世界125カ国以上のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。2018年4月にパナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社より社名変更しました。 www.phchd.com/jp/
<サーモフィッシャーサイエンティフィックについて>
サーモフィッシャーサイエンティフィック(NYSE: TMO)は、200億ドル超の売上と世界中に約70,000人の従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。同社のミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔、より安全な場所」にするために、お客様に製品・サービスを提供することです。同社はお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断性能を向上させ、医薬品を市場に提供し、研究室の生産性を高めることを支援します。同社の強力なブランドである、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Services ブランドは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサービスとサポートにおいて、他に類を見ない組み合わせを提供します。
www.thermofisher.com
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20190128005722/ja/
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【お問い合わせ先】
PHCホールディングス株式会社
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